琉球ゴールデンキングス対富山グラウジーズ&仙台89ERS対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ試合予想【2023Bリーグ第21節】

2023年2月5日2023年2月6日

Bリーグファンによる琉球ゴールデンキングス対富山グラウジーズの試合予想は！？

琉球85 – 65富山で琉球勝利と予想(Tさん)

地区連覇に向け勢いをつけたい琉球、対するは残留のために負けられない戦いが続く富山！

琉球は川崎、群馬と帰化選手を擁するチームとのアウェー4連戦で2回のオーバータイムにもつれ込みながらも3勝を挙げ勝負強さを見せてきた。
29日の群馬戦ではトレイ・ジョーンズ選手を欠く相手に土壇場で追いつき、勢いそのままにオーバータイムを制した。同じ西地区で優勝を争う名古屋ダイヤモンドドルフィンズが同日の試合で信州に敗れたため3位に繰り上がった。
対する富山はここまで5勝27敗と中地区の7位に沈むなか、インサイドの大黒柱であるジョシュア・スミス選手がインジュアリーリスト入りするなど苦しい状況で臨んだ秋田戦は手痛い連敗となった。

今節の注目選手には琉球の牧隼利選手と富山の松井啓十郎選手が挙げられる。
琉球は1月のスケジュールで帰化選手を擁するチームと多く対戦しなかなか連勝することができなかったなか新たにスターティング5に選ばれたのが牧選手だった。桶谷ヘッドコーチの起用に応え群馬戦でも要所で3ptを沈めるなどチームを群馬戦の2連勝に導いた。
一方の富山はジョシュア・スミス選手の穴を埋めるべくノヴァー・ガドソン選手を獲得して秋田戦に挑んだものの、ブライス・ジョンソン選手そして飴屋選手の2人の主力がまさかの負傷退場。1月31日時点でインジュアリーリスト入りなどの発表はされていないとはいえ琉球戦への出場が危ぶまれる。苦しい状況のなかベテランの松井啓十郎選手の活躍に期待がかかる。29日の秋田戦では4分に満たないプレータイムで得点を挙げることはできなかったが、琉球相手にバウンスバックすることができるか。

試合は大黒柱を欠き手薄となったインサイドを琉球がジャック・クーリー選手を中心に突くことが予想される。富山がチームとしていかに琉球のインサイドを自由にさせないかがカギになるだろう。インサイドで自由にやられてしまうとディフェンスが収縮したところでのキックアウトパスからのシュートもますます威力を発揮し一気に琉球のペースになってしまいかねない。

ただし琉球にも課題が2点ある。「立ち上がり」と「ゾーンディフェンスに対する攻撃」だ。1月はアルバルク東京や島根スサノオマジックなど競合との試合が続いたとはいえ試合開始から最初の5分で相手チームに流れを渡してしまい、第1クォーター開始後すぐにタイムアウトを取らざるをえない場面が多く見られた。富山は琉球エンジンがかかる前に仕掛けることができれば序盤で優位に立てるだろう。
さらに琉球が苦手としていることとしてゾーンディフェンスに対する攻撃がある。上述の島根戦や群馬戦では相手がゾーンディフェンスを仕掛けてきた場面で攻撃が停滞し相手に主導権を握られてしまう場面が目立った。川崎ブレイブサンダースに至ってはゾーンディフェンスを基本のディフェンス戦術とすることで琉球にまったくペースを握らせないという思い切った戦術も見せてきた。試合の中盤以降の重要な場面で富山が効果的にゾーンディフェンスを繰り出すことができれば接戦に持ち込むことができるかもしれない。

注目選手/キープレイヤー：牧隼利(琉球)、松井啓十郎(富山)

2023Bリーグ優勝予想オッズ評価は!?<バスケットボール/2022-23シーズン>

Bリーグファンによる仙台89ERS VS 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合予想は！？

名古屋90－60仙台で名古屋勝利と予想(Sさん)

ワンサイドゲームをありうる

現在、名古屋は25勝9敗、仙台は11勝23敗となっています。仙台は連敗が続いていましたが、盛り返してきて3連勝と勢いに乗ってきました。B1開始7年目ですが、名古屋は、7年すべてB1で、過去6年間は、4回勝ち越し、3回プレーオフに進出していて、優勝こそしていないものの、安定して高止まりのチームといえます。一方の仙台は、B1開幕のシーズンだけ、B1にいましたが、その後降格して、B2にあえいでいましたが、ようやく今シーズンB1に復帰しました。しかし、大方の予想通り、B1で苦戦が続いていて、降格争いをしています。この両者の対戦ですので、名古屋が圧倒的に有利と言えます。B1は上位と下位のチームの実力差が、野球やサッカーに比べると、大きいといわれているので、逆転するのが難しいようです。仙台の今シーズンを見ても、11勝のうち、勝率5割以上のチームに勝利したのが、川崎、信州の2勝しかなく、それ以外の勝利はすべて勝率5割を大きく下回っているチームばかりですので、名古屋のように大きく勝ち越しているチームに勝利するのはかなり厳しいと言わざるを得ないのが現状です。名古屋には、コティ・クラークという得点王争いの上位にいる選手がいるので、大量得点を与えないように注意すべきでしょう。そのほかの選手も得点能力が高いので、もしかすると100点を超える展開になるかもしれません。優勝を狙う名古屋と、残留争いの仙台。それぞれの立場の違いが明確な試合になるのではないかと思われます。

注目選手/キープレイヤー：コティ・クラーク、齋藤拓実